◇性腺刺激ホルモン(LH・FSH)
正常値:
女性
卵胞期 LH0.9〜15.5mIU/ml、FSH3.1〜23.9mIU/ml
排卵期 LH2.2〜87.5mIU/ml、FSH3.5〜24.0mIU/ml
黄体期 LH0.4〜21.6mIU/ml、FSH1.0〜17.2mIU/ml
閉経期 LH4.2〜79.6mIU/ml、FSH12.6〜235.7mIU/ml
男性
LH1.1〜8.8mIU/ml、FSH1.8〜13.6mIU/ml
下垂体から分泌され、女性では卵胞や黄体を発育させ、女性ホルモンを分泌、排卵を促進させます。男性では男性ホルモンを分泌させ、精子を形成させます。男女ともに生殖に不可欠なホルモンです。下垂体腫瘍(しゅよう)などでLHやFSHの分泌が低下すると性腺機能低下症を起こします。卵巣や睾丸(こうがん)のはたらきが低下すると、LH、FSHの分泌は増加し、閉経後では高値が確認されます。
抗利尿ホルモン(ADH)、アルドステロン、血漿(けっしょう)レニン活性、エストロゲン、テストステロン、カテコールアミンなどさまざまなホルモンが測定されます。