血液サラサラ健康事典
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健康コラム
 
サラサラ血液は、バランスのよい食事から
 サラサラ流れるきれいな血液は、食事によってつくられます。サラサラ血液をつくるポイントは、食事の量を適量にすること。さまざまな食材をバランスよく摂り、不足しがちな栄養素を補うこと。そして血液をきれいにする成分を積極的に摂ることです。栄養素が過不足なく満たされた食事が心と体のバランスを整えます。

その1 適正エネルギーを守る
 1日の摂取エネルギーは標準体重1kg当たり、25〜30kcalが目安です。
太ると血液中のコレステロールや中性脂肪が増えやすくなります。ゆっくりよく噛んで食べると、食べ過ぎを防ぐことができます。

その2 バランスのよい食事
 エネルギー源となるタンパク質・脂肪・糖質(炭水化物)と、それらの燃焼を促進し、体の機能を調整するビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく、いろいろな食品から摂ることが大切です。

その3 効率のよい食材の組み合わせ
 たとえば活性酸素を撃退するβ-カロテンは脂溶性なので、油と一緒に。
コラーゲンの生成を助けるビタミンCは、タンパク質と一緒に摂ると、吸収率や利用率が高まります。栄養素の効果を十分生かすように、食材をうまく組み合わせましょう。

その4 調理で脂肪や糖分を少なくする
 脂肪、糖分の摂り過ぎは、肥満や動脈硬化を招きます。炒めものや、ドレッシングは油を控えめに。また肉は余分な脂肪を落とすなど調理の工夫を。甘いものはもちろん、ごはんやパンなどの炭水化物も食べ過ぎに注意しましょう。

その5 血液サラサラ食品を積極的に摂る
 活性酸素の害を防ぐβ-カロテンやビタミンC・Eなどの抗酸化ビタミンや、機能性成分を含む食品を積極的に摂りましょう。また肉などの動物性脂肪を控え、血液サラサラ効果の高い魚や植物油などをバランスよく組み合わせることが大切。タンパク質は、動物性:植物性=1:1が理想です。

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