血液サラサラ健康事典
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きれいな血液をつくる食材事典
たい・たら〜栄養素のバランスがよく、しかも低カロリー〜

動脈硬化 高血圧 貧血 肝強化

たい・たら
sea bream・cod
   たいやたらなどの白身魚は、良質のタンパク質が多く、しかも脂肪は控えめでヘルシー。消化がよいので食欲がないときにもおすすめの食材。たいの旬は春から夏(真だいは秋から冬)、たらは冬場が旬。
真だい1切れ(約100g)で ビタミンB1 0.8mg 0.09mg
カリウム 2000mg 440mg
ナイアシン 13mg 6mg
真だら1切れ(約100g)で ビタミンD 2.5μg 1μg
ビタミンE 8mg 0.8mg
ビタミンB1 0.8mg 0.10mg
青文字は日本人の1日当たりの栄養所要量(30〜49歳の女性を基準にした数値)

 白身魚の王様、たいは脂肪が少なく、消化のよい良質なタンパク質を豊富に含んでいます。淡白ながら味わいが豊かなのは、イノシン酸やグルタミン酸などの旨味成分を多く含んでいるから。また調理後、時間がたっても味が変化しないのは、脂肪が少ないために酸化が遅くしかも、イノシン酸が分解されにくいからです。
 ビタミンB1・B2やナイアシン、ナトリウム(塩分)をコントロールして血圧を正常にするカリウムが豊富なことも、たいの大きな特徴です。これらのビタミン、ミネラル類が複合的に働いて血行を促進。体内バランスを整えて、血液や血管を健やかに保ちます。
 タウリンも含んでいるので、肝機能を高め、コレステロールを減らします。また養殖のたいには、不飽和脂肪酸DHA、EPAが豊富です。

たらはビタミンDが豊富
  たらも、脂質が少なく低カロリー。ビタミン、ミネラル類の量は少なめながら、バランスよく含んでいます。また抗酸化作用の高いビタミンEや、カルシウムの吸収を助けるビタミンDを含むことも魅力です。たいと同様にイノシン酸やグルタミン酸を含むので、旨味も豊かです。
 かれい、ひらめなどの白身魚も全般的に良質のタンパク質が豊富で、しかも脂肪は控えめ。消化がよいのも特徴です。

こんなこと知っている
たいは、頭も全部いただきましょう
 たいの頭や皮には不飽和脂肪酸やビタミンB1、ナイアシン、抗酸化作用のある赤い色素成分が含まれています。兜焼きやあら煮、酢のものなどにし、食べ尽くしましょう。

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