豆腐とねぎのサラダ、自家製あじのオイル漬け
〜 豆腐だけど地中海風? 〜
スペインの北西部にあるリヤス・バイシャスにアルバリーニョという品種のぶどうを使った辛口の白ワインがあります。海の幸を使った料理にとてもよく合いますね。でもこの料理の場合は、泡盛もいいですよ(笑)。
豆腐を塩水につけて水切りすると、まるでカッテージチーズのような風味になります。
ギリシャやブルガリアではよく、生野菜にできたてのカッテージチーズをのせて、その塩味で食べます。沖縄では、独特の「しま豆腐」という豆腐に塩辛をのせて食べます。どちらも畑のものを海の味で食べるなど、異なる素材を組み合わせることで、味わいが深くなるんですね。
ドレッシングはオリーブ油を少し加え、ごま油の風味を軽めに仕上げます。ねぎは長めに切って、その食感も一緒に味わいます。
あじの代わりに、いわしやさんまにしてもおいしいですよ。
絹ごし豆腐
1丁
万能ねぎ
1束
真あじ(刺身用・小)
2尾
かつお節(糸切り)
適宜
オリーブ油(オイル漬け用)
適宜
粗塩
適宜
しょう油
大さじ1
バルサミコ酢
大さじ1
ごま油
大さじ1
オリーブ油
大さじ2
砂糖
大さじ1/2
真あじは「ぜいご」とはらわたを取り、3枚におろす。粗塩をふって30分しめたあと、水洗いする。水気をとり、容器に並べ、オリーブ油をかけて3時間から一晩漬ける。
豆腐は軽く重しをして30分くらい放置し、水分をぬく。それを海水と同じ濃度(3%)の塩水に、ひたひたになるように漬けて、30分くらい冷やしておく。
塩水に漬けた豆腐を水切りする。
あじは皮をむいて食べやすい大きさに切る。
豆腐の上にあじを盛り、切ったねぎを飾る。かつお節をのせ、ドレッシングをかける。
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